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2017.12.22の行ったチャールズ・ディケンズ『クリスマス・キャロル』 読書会もようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちら 私も書きました。 「おさなごをとりて、彼らの中に置く」 人間は、時間と空間という鎖に縛ら…
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2017.12 .5に行った樋口一葉『たけくらべ』読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちら 私も書きました。 「紅入りの友仙の切れ端」 『たけくらべ』の子どもたちは、この街で家業をつぎ、労働力を商品として再生…
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2017.12.8に行ったスタンダール『赤と黒』読書会のもようです。 メルマガ読者さんに頂いた感想文はこちら。 私も書きました。 「恋愛レボリューション21」 実のところ、この二人がひたった恍惚境には多少意識的なところがあっ…
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2017.12.1に行ったフォークナー『熊』読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちら。 私も書きました。 「私たちの国も敗けたのであり、私も敗戦の味を知るものです……」 両者が時間のはじまる以前の暗い影の中に…
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2017.11.24におこなった魯迅『阿Q正伝』読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちら 私も書きました。 「中国の近代化」 1911年辛亥革命によって、近代化を目指していた清王朝が崩壊した。中国の歴史は皇帝に…
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2017.11.17に行った志賀直哉『和解』読書会のもようです。 メルマガ読者さんに頂いた感想文はこちら 私も書きました。 「川の流れのように」 無縁仏というのがある。供養する親戚縁者のいなく成った死者や霊魂のことを指す。 …
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2017.11.10に行ったジョージ・オーウェル『動物農場』読書会のもようです。 メルマガ読者さんに頂いた感想文はこちらです。 私も書きました。 「改憲は良い、護憲はダメ」 動物たちみんなで起草した七戒は、自由と平等を保証す…
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2017.10.27に行ったゲーテ『親和力』読書会のもようです。 メルマガ読者さんに頂いた感想文はこちら 私も書きました。 「ゲーテはデーモンを描いた」 ゲーテの『親和力』を読んで伊勢物語の 6 段『芥川』を思い出した。 …
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2017.11.3に行った夏目漱石『それから』読書会のもようです。 メルマガ読者さんから頂いた感想文です。 私も書きました。 「情に棹させば」 代助は、自分の必然性については、自覚している。親の仕送りで働かずに一軒家を構えて…
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2017.10.20に行ったフランソワーズ・サガン『悲しみよ こんにちは』読書会のもようです。 メルマガ読者さんに頂いた感想文はこちら 私も書きました。 「自由ではない愛は無力だ」 〈事実と原因のあいだに、まずはどれほど異質…
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2017.10.22にイプセン『人形の家』でツイキャス読書会を開催しました。 メルマガ読者さんから頂いた感想文はこちら 私も書きました。 「自由からの逃走」 「イブセンの人物に似ているのは里見のお嬢さんばかりじゃない。今の一…
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2017.10.6に行った柳田国男『山の人生』読書会のもようです。 青空文庫版 山の人生 メルマガ読者さんに頂いた感想文はこちら 私も書きました。 「山の人生」 長野県の北の方、新潟との県境に妙高市があ…
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求められているのはコンセプトだ
11.08
昨日書いた人間が何のために生きていくのかという問題 という記事の感想をメルマガ読者さんから頂きました。 (転載貼り付けはじめ) ブログ読みました。非常に印象深かったです。AIでメガバンク正社員が削減されるというのは新聞でも…
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人間が何のために生きていくのかという問題
11.02
昨日、ベーシックインカムで貧困はなくなるのか? という記事を書いたら、メルマガ読者さんから感想いただいたので ご紹介します。 (転載貼り付けはじめ) ここ数日ちょうどその問題について考えておりまし…
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ベーシックインカムで貧困はなくなるのか?
11.01
ベーシック・インカム(BI)というのがある。 政府が国民に、最低限の生活費を支給するという政策だそうだ。 社会保障の一元化と公平化として、話題になっている。 貧困がなくなるとか、ブラ…
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寡婦のレプタと民主政治
10.29
先日、選挙があった。投票率は53.68%。 戦後二番目の投票率の低さであった。 ジャン=ジャック・ルソー(1712-1778)という思想家が、 人民主権論を説いた『社会契約論』で次のように書いている。 …
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哲学者の任務は政治の目標を確立する点にあり、 あらかじめ(思想の上で)その目標に到達していなければ、 この任務を果たすことはできない。 ……政治家の義務は、哲学者の提言を地上の条件に適応する点にある。 …
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日本の政治で一番問題なのは野党がないことだ。
10.24
(引用はじめ) 日本の政治で一番問題なのは野党がないことだ。 社会党は野党ではない。 労働組合だ。 かつては社会党も政権を取ろうとした時期があった。 しかし、今では政権を取れるだけの…
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権威主義の怖ろしさ
10.24
(引用はじめ) 最近になって、「良心」の重要性は失われてきた。 個人の生活において力をふるっているのは、いまや外的権威でも内的権威でもないようである。 すべての人間は、もしじかれが他人の合法的な主張に干渉しない…
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2017.9.29に行った村上春樹『ねじまき鳥クロニクル』読書会のもようです。 メルマガ読者さんに頂いた感想文はこちら 私も書きました。 「井戸でやり過ごす」 保守…