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2019.2.15に行ったチョ・セヒ『こびとが打ち上げた小さなボール』読書会のもようです。 メルマガ読者の感想文はこちらです。 私も書きました。 『主人と奴隷の弁証法』 財閥企業と政府の癒着する権威主義的国家のなかで、生き抜…
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2019.2.8に行った永井龍男『一個』読書会のもようです。 メルマガ読者の感想文はこちらです。 私も書きました。 「左右に揺れる一個人」 月給取りをサラリーマンと呼び、女性賃労働者をOLと呼ぶ。階級というむきだしの社会的諸…
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2019.2.5に行った芥川龍之介『トロッコ』読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちらです。 私も書きました。 「人間の軽便化・近代化」 リュミエール兄弟による1895年公開の無声映画『ラ・シオタ駅への…
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2019.2.1に行ったサマセット・モーム『人間の絆』上下巻 読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちらです。 私も書きました。 「トラファルガー・スクエア」 昨夜のことが生んだ唯一の影響は、ど…
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2019.1.25に行ったサマセット・モーム『人間の絆』読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちら 私も書きました。 「大粒の涙」 「君も聞くだろう、世間の奴等は、貧こそは、芸術家に対する最上の刺…
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2019.1.18に行った岡本かの子『老妓抄』読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちら 私も書きました。 三界を自在に行き交う復讐の鬼 現実というものは、切れ端は与えるが、全部はいつも眼の前にち…
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2019.1.11に行った中島敦『山月記』読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想文こちら 私は書きました。 『欠けるところ』の限界効率(marginal efficiency) しかし、袁傪は感嘆しなが…
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2019.1.4に行った太宰治『皮膚と心』読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちら 私も書きました。 『皮膚と叡智』 知覚、感触が、どんなに鋭敏だっても、それは動物的なものなのだ、ちっとも叡智と関係ない。全く、…
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2018.12.28に行ったドストエフスキー『悪霊 上下巻』読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちら 私も書きました。 『偽イエスとマグダラのマリヤ・レビァートキナ』 「私には見える……現のよ…
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2018.12.21に行ったドストエフスキー『悪霊 上巻』読書会です。 メルマガ読者さんの感想文はこちらです。 私も書きました。 『ニッポンニ・メルシイ・デスヨ』 日産元会長のゴーン氏を保釈もさせず、あんな劣悪な拘置所に1ヶ…
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2018.12.14に行ったフランツ・カフカ『断食芸人』読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちら 私も書きました。 『悪魔の試み』 兼好は、こういう事を言っている。死は向こうからこちらにやって来…
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2018.12.7に行った夏目漱石『それから』読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちら 『代助の自由』 『菊と刀』によれば、日本の家長は、資産の管財人である。 家長はむしろ、物心両面の資…
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2018.11.30におこなった 村上春樹『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちら 私も書きました。 『祝福される人生』 今国会で成立する入管法の改…
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2018.11.23に行った川端康成『雪国』読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちら 私も書きました。 『御機屋の霊威』 『雪国』の元ネタとなっている『北越雪譜』を読んでいたら、縮を織る若い女性にまつわる奇譚が…
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2018.11.16に行ったエミリー・ブロンテ『嵐が丘』読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちら 私も書きました。 「生は夢なのであって、死はまた目覚めである」 『嵐が丘』というのは思弁小説だ。通俗小説…
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2018.11.9に行った ソルジェニーツィン『イワン・デニーソヴィチの一日』読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちら 私も書きました。 「ピンはね」と「死」からは逃げられない さらにまた…
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2018.11.2に行った朝井リョウ『桐島、部活やめるってよ』読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちら。 私も書きました。 《アメリカ、覇権国やめるってよ》 戦後の国際秩序をリードしてきたアメリカ合衆国が、明確…
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2018.10.26に行ったドストエフスキー『罪と罰』読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちら。 私も書きました。 《トランプのアメリカが乗り超える否定の壁》 エベレストの無酸素単独登頂に挑戦して、亡くなった登…
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2019.10.19に行った吉行淳之介『驟雨』読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちら 私も書きました。 『八方塞がり』 脚の肉をつつく力に手応えがないことに気付いたとき、彼は杉箸が二つに折れかかっていることを…
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2018.10.12に行ったバンジャマン・コンスタン『アドルフ』読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想です。 私も書きました。 『インランド・エンパイア』 エレノールはポーランド分割(光文社文庫版P29注)で財産を失っ…