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2017.9.22に行った永井荷風『濹東綺譚 (ぼくとうきだん)』読書会のもようです。 メルマガ読者さんから頂いた感想文です。 私も書きました。 「文科綺譚」 『濹東綺譚』は、昭和11年が作品の舞台となっている。その年の2月…
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2017.9.15に行った イーヴリン・ウォー『回想のブライズヘッド』読書会もようです。 メルマガ読者さんの感想文です。 私も書きました。 「理解ある親」をもつ子はたまらない 以前、「「理解ある親」をも…
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中島敦『李陵』読書会のもよう(2017 9 7)
09.22
2017.9.7に行った中島敦『李陵』読書会のもようです。 メルマガ読者さんから頂いた感想文です。 私も書きました。 「李陵には、天命を知ることが与えられていない」 古代中国において、天命は王朝の正統性(le…
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2017.9.1に行ったトルストイ『人はなんで生きるか』読書会のもようです。 メルマガ読者さんに頂いた感想文はこちら 私も書きました。 「なくてはならないもの」 2017年8月に、生まれたばかりの赤ちゃんを河川敷に生き埋めに…
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2017.8.25に行ったスタンダール『赤と黒』読書会のもようです。 メルマガ読者さんに感想をいただきました。 私も書きました。 『書いた 愛した 生きた』 マチルドは、彼女のご先祖様であるボニファス・ド…
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2017.8.17におこなった森鷗外の『山椒大夫』の読書会のもようです。 皆さんから頂いた感想文は、こちら 私も書きました。 パチンコパーラー『SANSHO』 父親が事業に失敗して失踪したあと、母と安寿姉さんと、僕(ずしお)…
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2017.8.11に行った井伏鱒二先生の『黒い雨』読書会のもようです。 メルマガ読者さんから頂いた感想文はこちらです。 私も書きました。 『帰らざる故郷』 僕も食堂を出ると、もう一度鰻の子の遡上を見るために非常口から裏庭に出…
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2017.8.4に行ったドストエフスキー『罪と罰』読書会のもようです。 メルマガ読者さんから頂いた感想文はこちら 私も書きました。 『新しい旋毛虫』 それは、人体にとりつく微生物で、新しい旋毛虫のようなも…
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2017.7.28に行ったカーソン・マッカラーズ『結婚式のメンバー』読書会のもようです。 メルマガ読者さんから頂いた感想文はこちら 私も書きました。 『気の触れた夏を、生きのびて』 「あたしたちはみんな、多か…
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2017.7.21に行った武者小路実篤の『愛と死』読書会もようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちら 私も書きました。 『見ることと描くこと』 私は、この小説を読んで、印象派の画家ルノアールとモデルの話を思い出した。ルノア…
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2017.7.14に行った大江健三郎さんの『個人的な体験』読書会のもようです。 メルマガ読者さんから頂いた感想文はこちらです。 私も書きました。 『死の欲動《 Θάνατος 》』 障害をもって生まれた赤んぼうから、逃げたい…
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2017.7.6に行ったフランツ・カフカ『変身』読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちら。 私も書きました。 『毒虫現象とホロコースト』 事業に失敗して、父親は、ボケたふりをし、母親は喘息を装い、妹は女子高生と…
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2017.6.29に行ったアルベール・カミュ『異邦人』読書会のもようです。 メルマガ読者さんに頂いた感想文はこちら 私も書きました。 『世界の優しい無関心』 アラビア人に一発目と二発目に間を置いて、残りの四発を撃ち込んだこと…
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2017.6.23に行った夏目漱石『こころ』ツイキャス読書会のもようです。 メルマガ読者さんに頂いた感想文はこちら 私も書きました。 『私は★淋しい★人間★です』 先生もKも故郷を捨てた孤独な人たちである。 だからこそ…
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2017.6.16に行った大岡昇平の『野火』のツイキャス読書会の模様です。 メルマガ読者さんから頂いた感想文はこちら 私も書きました。 『男がみな人食い人種であるように、女はみな淫売である』 人間というのは、尊厳を大切して生…
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2017.6.8に行ったトルストイ『二老人』読書会のもようです。 岩波文庫の『トルストイ民話集 人はなんで生きるか?』所収 メルマガ読者さんから頂いた感想文はこちら 私も書きました。 『死の刹那ま…
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2017.6.2に行った岡本かの子『鮨』読書会のもようです。 信州読書会のメルマガ読者さんに頂いた感想文はこちら 私も書きました。 『鮨は没落していく現象の核心である』 子供は、ふと、日頃、内しょで呼んでいるも一人の幻想のな…
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2017.5.26に行ったジョージ・オーウェルの『一九八四年』読書会の模様です。 信州読書会のメルマガ読者さんの感想文はこちら 私も書きました。 『ジュリアに傷心(ハートブレイク)』 ウィンストンは、ずっと思考警察にマークさ…
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2017.5.19に行った織田作之助『夫婦善哉』読書会のもようです。 信州読書会メルマガ読者さんからいただいた感想文はこちら 私も書きました。 「日本の家制度にあらわれたる夫婦善哉の形式」 蝶子は、芸者としては、たぐいまれな…
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2017.5.11に行った太宰治『きりぎりす』読書会のもようです。 青空文庫はこちら 信州読書会のメルマガ読者の皆さんも大勢感想書いてくれました。 ありがとうございます。 メルマガ読者さんの感想文 私も書きまし…