カテゴリー:コラム

  1. 生まれてこのかた、深い人間不信にとらわれている大庭葉蔵は、 世間と折り合いを付けるために道化を演じてきた。 自分のなかに荒れ狂う「人間恐怖」を抑えこみながら 世間の期待の地平で、道化を演じ続けることが …

  2. 青空文庫版『マッチ売りの少女』 『マッチ売りの少女』のこのセリフが気にかかる。 (さらに…)…

  3. (『カサジェマスの死』 Death of Casagemas Date: 1901) 1901年のパリ、モンマルトルの粗末なアトリエ。20歳のピカソは、親友のカサジェマスとその恋人でモデルのジュルメーヌと三角関係に…

  4. 『朗読者』ハンナの良心 ベルンハルト・シュリンクの『朗読者』というベストセラー小説がある。 元ナチスの看守だったハンナという36歳の女性と、 ミヒャエルという少年の悲しい恋物語だ。 …

  5. 『スネギリョフ』 『カラマーゾフの兄弟』のテーマは『親を赦せるか?』である。 元二等大尉のスネギリョフは、ドミートリーの振り出した手形を フョードルの代理人としてグルーシェニカに、持ち込んだことで、 ドミートリーの恨…

  6. 『イワンと大審問官』 イワンは、人間の再生を真剣に考えている恐ろしい思想家だ。 『あらゆる地上の国家がゆくゆくは全面的に教会に変るべきであり、 それも教会と相容れぬ目的をすでにことごとく排除したあと、 教会になるほかないのです。…

  7. 『イワンと自己欺瞞』 イワンは幼児虐待を赦せない。 罪もない子どもが、なぶり殺される世界を認められない。 神が創造した世界になぜ幼児虐待があるのか? イワンは怒っている。 …

  8. ゾシマは『神の国』は近いと信じている。 世界中の人間の犯した罪のためにゾシマは跪拝する。 『真理とは虚偽との尺度である』 とキルケゴールは言ったが、 人間も誰しも、自己欺瞞を抱えて生きている。 …

  9. 『自己欺瞞の怪物 フョードル』 フョードルは、自己欺瞞の怪物である。 でたらめな言動で周囲を自分のペースに巻き込むのが得意だ。 彼は2度の結婚をして一財産築いた。 情欲の怪物でもあり、自宅に水商売…

RETURN TOP

信州読書会について

長野市で読書会を行っています。ツイキャスを使った読書会も毎週開催中!

今サイトでは、読書会で扱った作品に関しての
情報をシェアしていく予定です。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

amazon

Twitter でフォロー

信州読書会FBページ