アーカイブ:2019年 5月
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2019.5.10に行ったチョ・ナムジュ『82年生まれ、キム・ジヨン』読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちら 私も書きました。 『ミレニアル世代の物狂い』 室町時代に能楽が盛んに創作された。山椒大夫に描かれた…
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2019.5.3に行ったフローベール『ボヴァリー夫人』読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちら 私も書きました。 『七月王政の崩壊とエンマ・ボヴァリーの死』 1830年に七月革命が起こり、シャルル十世は英国に亡…
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2019.4.26に行った夏目漱石『こころ』読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちら 私も書きました。 『1→0 無への移行 令和の精神』 0の概念は、6世紀にインドで発見された。「何もない」、すなわち「無」を…
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2019.4.19に行った森鷗外『阿部一族』読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちら。 私も書きました。 『日本国憲法の精神に殉死する!?』 政局という政治用語がある。政局は、権力行使や人事によって、刻々と変…
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2019.4.12に行った中上健次『日輪の翼』読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちら 私も書きました。 『罪深い女 罪深い男』 オカイサンを腹に収めて、腹が熱い茶で温って、老婆らは突然、今まで眠っていた天子様…
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太宰治『水仙』読書会のもよう(2019 4 5)
05.09
2019.4.5に行った太宰治『水仙』読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想文のもようです。 私も書きました。 『二十世紀に芸術の天才はいない』 NHKのBSで『大人計画30周年』という特番をやっていた。そのなかで、『…
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2019.3.29に行った三島由紀夫『金閣寺』読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちら 私も書きました。 『バイトテロ金閣寺』 『金閣寺』を久々に再読したあと、たまたま『ザ・ビートルズ』というドキュメンタリー映…
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2019.3.22に行った村上春樹『アンダーグラウンド』読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちらです。 私も書きました。 『資本主義の危機と末法思想&メシア思想』 阿弥陀如来の名号を唱えれば、往生できる…
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2019.3.15に行ったトルストイ『イワン・イリイチの死』読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちらです。 私も書きました。 『ある種の無作法』 2011.3.12の夜中、大きな地震が2回あった。その時、私は、…
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夏目漱石『門』読書会のもよう(2019 3 8)
05.09
2019.3.8に行った夏目漱石『門』読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちら 私も書きました。 『道は近きにあり』 『希言自然。(耳を澄ましても何も聞こえないのが自ずから然る道である。)』 老子(第23章) …
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2019.3.1に行った司馬遼太郎『花神』読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちらです。 私も書きました。 『技術は道のために』 「洪庵先生のご一生がそうであったように、技術は道のために用いら…
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2019.2.22に行った森鷗外『高瀬舟』読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちらです。 私も書きました。 『安楽死は帝国への不正行為』 庄兵衞の心の中には、いろいろに考へて見た末に、自分より上…
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2019.2.15に行ったチョ・セヒ『こびとが打ち上げた小さなボール』読書会のもようです。 メルマガ読者の感想文はこちらです。 私も書きました。 『主人と奴隷の弁証法』 財閥企業と政府の癒着する権威主義的国家のなかで、生き抜…
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2019.2.8に行った永井龍男『一個』読書会のもようです。 メルマガ読者の感想文はこちらです。 私も書きました。 「左右に揺れる一個人」 月給取りをサラリーマンと呼び、女性賃労働者をOLと呼ぶ。階級というむきだしの社会的諸…
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2019.2.5に行った芥川龍之介『トロッコ』読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちらです。 私も書きました。 「人間の軽便化・近代化」 リュミエール兄弟による1895年公開の無声映画『ラ・シオタ駅への…
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2019.2.1に行ったサマセット・モーム『人間の絆』上下巻 読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちらです。 私も書きました。 「トラファルガー・スクエア」 昨夜のことが生んだ唯一の影響は、ど…
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2019.1.25に行ったサマセット・モーム『人間の絆』読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちら 私も書きました。 「大粒の涙」 「君も聞くだろう、世間の奴等は、貧こそは、芸術家に対する最上の刺…
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2019.1.18に行った岡本かの子『老妓抄』読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちら 私も書きました。 三界を自在に行き交う復讐の鬼 現実というものは、切れ端は与えるが、全部はいつも眼の前にち…
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2019.1.11に行った中島敦『山月記』読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想文こちら 私は書きました。 『欠けるところ』の限界効率(marginal efficiency) しかし、袁傪は感嘆しなが…
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2019.1.4に行った太宰治『皮膚と心』読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちら 私も書きました。 『皮膚と叡智』 知覚、感触が、どんなに鋭敏だっても、それは動物的なものなのだ、ちっとも叡智と関係ない。全く、…