タグ:夏目漱石
-
2020.2.14に行った夏目漱石『三四郎』読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちら 私も書きました。 「形式の解体と生命力」 丸山真男は、全共闘の学生に向かって「文化とは形式です」と説教したという。…
-
2019.6.7に行った夏目漱石『三四郎』読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちら 私も書きました。 『広田先生は、デミアンじゃないのか?』 然るに原口さんが突然首を捩って、女にどうしましたかと…
-
2019.4.26に行った夏目漱石『こころ』読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちら 私も書きました。 『1→0 無への移行 令和の精神』 0の概念は、6世紀にインドで発見された。「何もない」、すなわち「無」を…
-
夏目漱石『門』読書会のもよう(2019 3 8)
05.09
2019.3.8に行った夏目漱石『門』読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちら 私も書きました。 『道は近きにあり』 『希言自然。(耳を澄ましても何も聞こえないのが自ずから然る道である。)』 老子(第23章) …
-
2018.12.7に行った夏目漱石『それから』読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちら 『代助の自由』 『菊と刀』によれば、日本の家長は、資産の管財人である。 家長はむしろ、物心両面の資…
-
2018.9.14に行った夏目漱石『三四郎』読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちら 私も書きました。 「美禰子の合目的性」 合目的性とは、カントの『判断力批判』で説明される概念だ。 カントは合目的性を『…
-
2018.7.13に行った夏目漱石『こころ』読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちら 私も書きました。 『悲しい夢』 (引用はじめ) 女には大きな人道的な立場からくる愛情よりも、多少義理をはずれても自分に…
-
2018.4.13に行った夏目漱石『道草』読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちら。 私も書きました。 「義理と人情」 ルース・ベネディクトの『菊と刀』の第七章に日本人の義理に関する分析が描かれている。日本文化…
-
2018.2.16に行った夏目漱石『坊っちゃん』読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちら 私も書きました。 「まっすぐでよい御気性」 (引用はじめ) 死ぬ前日おれを呼んで坊っちゃん後生だから清が死んだら、…
-
2017.12.29に行った夏目漱石『門』読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちら 私も書きました。 「互いの底まで喰い合う」共依存状態 宗助と御米の間に子供がいたら、彼らは「互いの底まで喰い合」わず済んだのだ…
-
2017.11.3に行った夏目漱石『それから』読書会のもようです。 メルマガ読者さんから頂いた感想文です。 私も書きました。 「情に棹させば」 代助は、自分の必然性については、自覚している。親の仕送りで働かずに一軒家を構えて…
-
2017.6.23に行った夏目漱石『こころ』ツイキャス読書会のもようです。 メルマガ読者さんに頂いた感想文はこちら 私も書きました。 『私は★淋しい★人間★です』 先生もKも故郷を捨てた孤独な人たちである。 だからこそ…
-
2017.4.28に行った夏目漱石の『三四郎』のツイキャス読書会のもようです。 信州読書会メルマガ読者さんから頂いた感想文はこちら 私も書きました。 『それ程浪漫的な人間じゃない。僕は君よりも散文的に出来ている。』 よし子は…
-
阿蘇を旅した圭さんと碌さんの会話ですすむ小説。落語の台本のようだった。圭さんというのは『坊っちゃん』ように、無鉄砲で真っ直ぐな人物として描かれている。夏目漱石の作品を続けて読んでいくと気がつくが、二人の道中は、『こころ』の先生とKが房総半島…
-
夏目漱石『虞美人草』読書会のもよう
11.28
2016.11.12に行った夏目漱石の『虞美人草』の読書会のもようです。 藤尾という『ウル美禰子(美禰子の原型』が出て来る作品です。 職業作家としての漱石の最初の作品になるそうですが、 その後の作品のモチーフが、い…
-
夏目漱石 『夢十夜』 読書会のもよう
10.12
2016.10.8に行った夏目漱石の『夢十夜』 読書会のもようです。 読書感想文を書きました。 『夢十夜』のテキストはこちら 『盲目と墓石』 夏目漱石の『夢十夜』の『第三夜』は、こうい…