miyazawaの記事一覧
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2020.4.17に行ったベルンハルト・シュリンク『朗読者』読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちら 私も書きました。 「転向左翼の小さな隙間」 評論家の西部邁氏は「ハンナは、ロマ族出身で、…
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新潮文庫『李陵・山月記』所収『弟子』 2020.4.10に行った中島敦『弟子(ていし)』読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちら 私も書きました。 「与えられた範囲で常に最善を尽くす」 …
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2020.4.8に行った 『なぜ、成熟した民主主義は分断を生み出すのか ~アメリカから世界に拡散する格差と分断の構図』 渡瀬裕哉著 すばる舎 予習読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想…
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2020.4.3に行った向田邦子『父の詫び状』読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちら 私も書きました。 「優等生のサガンみたいだ」 読んでいてどこまでが、事実で、どこまでがネタかわからなか…
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新潮文庫『伊豆の踊子』所収『禽獣』 2020.3.27に行った川端康成『禽獣』読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちら 私も書きました。 「禁じられた遊び」 「それにしても、なぜ自分は咄…
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2020.3.20に行った太宰治『富嶽百景』読書会 のもようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちら 私も書きました。 「道化の小道具としての富士」 遊女の幸福を富士山に托す。社会のマージナル(境界線)の人間を救…
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2020.3.13に行った スヴェトラーナ・アレクシエ―ヴィッチ『戦争は女の顔をしていない』読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちら 私も書きました。 「シラミのように、はびこるもの」 …
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2020.3.6に行った深沢七郎『楢山節考』読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちら 私も書きました。 「本能と智慧」 『深い河』の大津が、行き倒れた仏さんをを背負って、ガンジス河の河岸で荼毘…
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2020.2.28に行った 李 光洙(イ・グァンス)『無情』読書会(2020 2 28)のもようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちら 私も書きました。 「近代的自我と無情」 (引用はじめ) …
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2020.2.21に行ったスタンダール『パルムの僧院 下巻』読書会 のもようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちら 私も書きました。 「情熱のない時代」 (引用はじめ) けれども情熱の…
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2020.2.14に行った夏目漱石『三四郎』読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちら 私も書きました。 「形式の解体と生命力」 丸山真男は、全共闘の学生に向かって「文化とは形式です」と説教したという。…
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2020.2.7に行ったスタンダール『パルムの僧院 上巻』読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちら 私も書きました。 「髪粉と謀略と情熱と」 サンセヴェリーナ・タクシス公爵はパルムの宮廷で干さ…
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2020.1.31に行った 三島由紀夫『宴のあと』読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちら 私も書きました。 「政治と情事は瓜二つ」 田中真紀子さんは、独身の小泉純一郎が首相になった時、…
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2020.1.24に行った シュテファン・ツワイク『マリー・アントワネット 下巻』読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちら 私も書きました。 「王であり、人間であることのダブル…
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2020.1.17に行った遠藤周作『深い河』読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちら 私も書きました。 「生命の過剰と形式」 『深い河』の大津に『沈黙』のキチジローの面影が重なった。信念はな…
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2020.1.10に行った シュテファン・ツワイク『マリー・アントワネット 上巻』読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちら 私も書きました。 「下町のマリー・アントワネット」 マリー・ア…
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2019.12.27に行った川端康成『伊豆の踊子』読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちら 私も書きました。 「ショー・マスト・ゴー・オン」 天城峠の前までは、まるでストーカーのようなしつこ…
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2019.12.20に行った太宰治 『ダス・ゲマイネ』読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちら 私も書きました。 「知ることは幸福であるか?」 太宰を読み直すにつれ、以前読書会で扱った又吉直樹…
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2019.12.13におこなった城山三郎『官僚たちの夏』読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちら 私も書きました。 民族派通産官僚の美徳 1938年の国家総動員法成立の直前の1937年に商工省…
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2019.12.6に行ったアナトール・フランス『神々は渇く』読書会のもようです。 メルマガ読者さんの感想文はこちら 私も書きました。 「人間は徳の名において正義を行使するにはあまりにも不完全である…