
カントが最高善として掲げる「義務」(独 Pflicht 英 obligation duty)について
『道徳形而上学原論』を読みながら解説しました。
皆さんは、
電車で、お年寄りに席を譲る青年と、
電車では、座らないと自分にルールを課している青年。
どちらが偉いと思いますか?
カントは、
電車で、席を譲るという義務感と、電車で座らないという義務感に
どちらに、道徳的価値があるかというのに
哲学的に回答を出しています。
そのお話をしました。
また、アメリカのオレゴン州で、尊厳死(death with dignity)を選んだ女性の話をしました。
彼女は、『クオリティ オブ ライフ (quality of life、QOL)』の選択として
医者の処方した薬を飲んで尊厳死しました。
人間には、生きる義務はあるのか?
人間は、自分の命を所有しているのか?
その辺について私の考えをお話しました。
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