
2016.3.19に行った、『百年の孤独』の読書会のもようです。
コロンビアの部族社会が、アメリカの帝国主義に飲み込まれていくさまを、幻想文学の意匠で描くています。双子のセグントのいた三世代目はユナイテッド・フルーツ社とコロンビア保守政権によるバナナ労働者虐殺事件(The Banana massacre)の暗い歴史を背景としています。また、四代目のPope見習いをウスルラが支援する権威主義など、カトリックへの皮肉も効いています。欧米以外での近代化がいかに難しいかが、アマランタ・ウルスとがアウレリャノ・バビロニアが近親姦で結ばれる事実に如実に現れていました。
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