
ナサニエル・ホーソーンの『緋文字』読書会のもようです。
アメリカの建国神話であるピルグリム・ファーザースの自己欺瞞を描いた小説です。
マサチューセッツ総督のジョン=ウィンスロップが
いかにイギリス本国人に反逆し、株主を追放し
ピューリタニズムによる、ある種の神権政治による
我田引水の植民地統治を行ったかが、ほのめかされています。
(特にアイザック・ジョンソンの遺産問題)
これは、重要なアメリカ文学の古典です。
ウィンスロップがの唱えた
『丘の上の町 City upon a Hill』(マタイ福音書の第五章由来)の自己欺瞞。
それがいかに、現在のワシントン(Capitol Hill)の権力政治の温床となったかが
暴かれています。
文学者の反骨精神にみちた気合の入った著作です。
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