
カフカの『変身』の読書会ですが、私も含め3名の参加で無事終了いたしました。
ご出席頂きました方々にお礼申し上げます。
グレゴールのプロフィールや
グレゴールの家族である父、母、妹の性格、
そしてグレゴールが虫になってからの
家族の態度の変化など、参加者全員で、細かく読み合わせしました。
最後に私から、ユダヤ人の習慣と一神教としてのユダヤ教を
作品世界の背景の解説として、参考までにお話しました。
2時間ほどでしたが、大変、有意義な読書会になりました。
読書好きな皆様にご参加いただきまして、感謝です。
今回ご都合の合わなかった方も、次回のご参加、ぜひご検討ください。
主宰者としてお待ちしております。
次回は10/4(土) 13時~
トイーゴ3F 生涯学習センター 第6会議室
課題図書は、夏目漱石の『坊っちゃん』です。
主人公の『坊っちゃん』のもっている『正義感』は
いったい何なのかについて
ツッコんで話し合えればと思います。
参加費無料です 当日文庫本をお持ちください。
お申込み、お問い合せは、下記フォームよりメールいただくか、
Facebookのメッセージにてお願いします。
Facebookはこちら (申し訳ございませんが、無言の友だち申請は認証しません)
皆様の参加をお待ちしております。
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【旧告知 終了しました】
こんにちは、宮澤です。
(自己紹介はこちら)
2014/9/23(火・祝)に長野市にて
フランツ・カフカの『変身』を精読する読書会
を開催します。
皆さん一度は手にとって読んだことがあると思います。
しかし、よく意味がわからないままだったでしょう。
私も、高校生の頃はじめて読んで「?」でした。
大人になって、精読すると、『変身』には、核家族特有の家庭内問題
事業失敗による破産、借金返済、介護など
現代の我々の社会問題につながる
様々な出来事が、コミカルに描かれていることに
気がついて、はっとします。
読み応えのある作品ですので、ぜひこの機会に
読書の秋の一作として読みなおしてみましょう。
スカイプを使った読書会でも取り上げました。
私と、受講生の方とのスカイプ読書会の模様です。
参考になると思いますので、
参加迷われている方は、雰囲気を知る意味で
ぜひ聴いてみてください。
下記の日程で行います。
ふるってご参加ください。
日時:2014年9月23日(火・祝) 15時~18時頃まで
場所:長野市 もんぜんぷら座 会議室601
定員 5名
参加要件 岩波文庫か、新潮文庫のフランツ・カフカ著
『変身』を読んできてください。当日、本をご持参下さい。
(個人的に、岩波文庫版をおすすめします。)
事情があって無理でしたら、以下の青空文庫で読んできて下さい。
参加費 無料
司会進行は私がすすめます。
講義ではありませんので、皆さんにも積極的にお話してもらいます。
【新潮文庫『変身』ウラ表紙より引用はじめ】
ある朝、目をさますと自分が巨大な毒虫に
変わっているのを発見する男グレゴール・ザムザの物語は、
異常な事件それ自体よりも事件をごくありふれた
日常茶飯事のように語る冷静な報告調の文体によって
読むものにはげしい衝撃を与える。
第一次大戦直後のドイツの精神的危機、
破局の意識からくる絶叫、忘我、新しきものの待望などを
変身した男に託して描き、現代実存主義文学の
先駆をなす傑作
【引用終わり】
◯なぜ、ザムザは、虫になったのに会社に行こうとするのか?
◯なぜ、ザムザの妹は、虫になったザムザを世話したのか?
◯ザムザが、虫になったというのは、何を意味しているのか?
◯ザムザは、虫になった後、何のために生きていたのか?
◯ザムザは、なぜ死んだのか?
◯ザムザのからだに、林檎がめりこんでいて、痛そうだ。
などなど、いろいろ疑問に思うことがあると思いますので、
小説を読解しながら、読書会で意見を交換したいと思います。
(10月4日(土)には、トイーゴで夏目漱石の『坊っちゃん』読書会
10月25日(土)は、作品未定ですが、読書会を行います。
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