
2015.3.21に安岡章太郎さんの『海辺(かいへん)の光景』の
読書会を行いました。
還暦まじかに老人痴呆症を患った母親を
精神病院で看取る息子の9日間を描いた
切ない作品です。
読書会のもようを録音してきたので、よかったら聴いて下さい。
(以下、旧告知文)
こんにちは、宮澤です。
(自己紹介はこちら)
月に1度は第三の新人の作品を取り上げる企画として
安岡章太郎の『海辺(かいへん)の光景』を精読する読書会を行います。
戦後の日本社会で、家族の関係の変化が
母親の精神崩壊を通して語られる
切ない作品になっています。
下記の日程で行います。
ふるってご参加ください。
日時:2015/3/21(土) 17時~19時頃まで
場所:もんぜんぷら座 会議室 701
定員 7名
参加要件
課題図書を読んできてください。
当日本をご持参ください。
参加費/無料
司会進行は私がすすめます。
初めて参加される方にも、気後れしないように、
私がしゃべりまくるので、
様子見でも結構です。お気軽に参加ください。
【新潮文庫ウラ表紙より引用はじめ】
不思議なほど父を嫌っていた母は、
死の床で「おとうさん」とかすれかかる声で云った──。
精神を病み、海辺の病院に一年前から入院している母を、
信太郎は父と見舞う。医者や看護人の対応にとまどいながら、
息詰まる病室で九日間を過ごす。
戦後の窮乏生活における思い出と母の死を、
虚無的な心象風景に重ね合わせ、
戦後最高の文学的達成といわれる表題作ほか全七編の小説集。
【引用終わり】
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