アンデルセンの『人魚姫(人魚のひいさま)』読書会のもよう(2017.4.6)

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2017.4.6に行ったアンデルセンの『人魚姫(人魚のひいさま)』読書会の

もようです。

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青空文庫版の『人魚姫』

私も書きました。

「さかなフレンズ あなたは、さかながお好きですか!?」

人魚姫(以下さかな女)のばっばは、語る。さかなフレンズは、死んだら、海の泡になってしまう。フレンズには、魂がないから300年の寿命で、全て終わりなのよ、と。

愛し合うものたちだけに、不滅の魂があったら、さかなフレンズには、地獄である。何が楽しくて、後朝のベッドのかたわらで、王子の口から飛び出した、寝言の残酷さに身悶えながら泡にならなきゃいけないNO! 空が堕ちればいいNO! とこの元SKFの元センター(姉たちは、現役SKF48メンバー=さかなフレンズ)が、「王子刺すNO!」と思うのは当然だ。

キリスト教圏では、永遠(=不滅)というコンセプトと、愛というコンセプトには、密接な関係がある。

神なる主を愛すること、隣人を自分のように愛すること(マルコ福音書12章)

最大の掟とは、「愛」のXYZ軸の発見なのだ。説明しよう。キリスト教では、神を愛すること(X軸)、自分を愛すること(Y軸)、他人を愛すること(Z軸)、この三つが同時に成り立たないと、「愛」は成立しないのだ。

人魚の世界には神がいないので、神を愛することが出来ない。その上、さかな女は、王子に恋はしているが、自分のことは、全然好きじゃない、さかなとしての劣等感があるので、小顔でかわいい、(しかし、純粋なわりに、お水っぽい)のだろうが、気の毒なほど自己重要感が低い。

XYZ軸が欠けているのに、王子様に「愛される」のは、どだい無理な話だ。
まず、さかな女が、人間界で「愛」を学んで、こつこつ実践する必要がある。

なぜ、人魚姫は空気の精になったのかというと、空気みたいに存在感のない状態(さかな臭い劣等感と決別したニュートラルな状態)で信仰(神への愛)と他人のご家庭のガキを受け入れる寛容さ(他人への愛)を学ぶ期間なのだ。X軸とZ軸だけ学ぶ講座だ。(カトリックで云うところの煉獄だ)

とりあえず、この講座を300年受ければ、少しは「愛」がなんだかわかるだろう。

イグアナの娘だとて、さかなフレンズだとて同じこと、わしらの地球全体だとても。

ギョギョギョ!

(おわり)

 

読書会の音声です。

 

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